基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成30年 春期 基本情報技術者 午前 問54
問54   機能の個数と機能の複雑度

 あるソフトウェアにおいて,機能の個数と機能の複雑度に対する重み付け係数は表のとおりである。 このソフトウェアのファンクションポイント値は幾らか。 ここで,ソフトウェアの全体的な複雑さの補正係数は 0.75 とする。

 ユーザファンクションタイプ  個数    重み付け係数
 外部入力   1     4
 外部出力   2     5
 内部論理ファイル   1    10
ア 18       イ 24       ウ 30       エ 32
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解説

 ファンクションポイント法(通称: FP 法)とは、ソフトウェアの機能数を基に ソフトウェアの規模を測定する手法である。ユーザの視点に立って行われる。 機能を難易度によって分類し、その数に定められた重み付け係数を乗じる。 出たきた数に規模、複雑さを加えたものをファンクションポイントと呼び、 その数を基に開発工程の見積もりを行う方法のことを FP 法と言う。

 今回の場合、全てのユーザファンクションタイプにおいて、 (その個数)× (重み付け係数)を計算し、その和を求める。 その和に複雑さの補正係数を乗じる。

 (1×4+2×5+ 10×1)× 0.75 = 18

【平成27年秋 問52 類題】


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