2台の処理装置から成るシステムがある。少なくともいずれか一方が正常に動作すればよいときの稼働率と, 2台とも正常に動作しなければならないときの稼働率の差は幾らか。 ここで,処理装置の稼働率はいずれも 0.9 とし,処理装置以外の要因は考慮しないものとする。
1 − ( 1 − 0.9 ) × ( 1 − 0.9 ) = 0.99
「2台とも正常に動作しなければならない」ときの稼働率は、 直列に接続されているであるので次の式で求められる。
0.9 × 0.9 = 0.81
よって、「 0.99 − 0.81 = 0.18 」となる。
【平成17年秋 問15 初級シスアド】