基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成16年 秋期 基本情報技術者 午前 問43
問43   言語プロセッサに関する記述

 言語プロセッサに関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア アセンブラは,ある処理系用に書かれた原始プログラムを,他の処理系用の原始プログラムに変換する。

イ インタプリタは,他のコンピュータ用のプログラムを解読し,実行するマイクロプログラムである。

ウ ジェネレータは,入力・処理・出力などの必要な条件をパラメタで指示することによって,処理目的に応じたプログラムを生成する。

エ トランスレータは,高水準言語で書かれたプログラムを,解釈しながら実行する。


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解説

ア:アセンブラ( assembler )とは、コンピュータが解釈できる言語と 1対1対応したアセンブリ言語を用いて作成されたソースコードを、コンピュータが 実行できるオブジェクトコードに変換するソフトウェアのことを指す。ある処理系用に 書かれた原始プログラムを他の処理系用の原始プログラムに変換するものは トランスレータである。

イ:インタプリタ( interpreter )とは、プログラミング言語で 記述されたソースコードをオブジェクトコードに変換しながらそのプログラムを 実行させるソフトウェアのことを指す。他のコンピュータ用のプログラムを 解読し実行するマイクロプログラムは、エミュレータである。

ウ:ジェネレータ( generator )とは、入力・処理・出力などの必要な条件を パラメタで指示することによって、処理目的に応じたプログラムを 自動生成するプログラムのことを指す。よって、正解である。

エ:トランスレータ( translator )とは、ある機種で書かれた アセンブラプログラムを他機種に変換しながら実行する言語変換プログラムのことである。


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