システムテスト工程とは、システムが運用可能なレベルにあることを確認するために、
システムの機能や性能、操作性などについて総合的なテストを行うことである。
このテスト工程で対象のシステムの品質・計画した手順・方法・テストツール・必要な
テスト環境などをチェックする。チェックで発見された問題を乗り越えて、予定期間内に
必要なテストを消化するためには、順序の組替え・方法の変更・環境の強化などの施策を
適宜実施する必要がある。また施策の実施が後手後手にならないようにするには、
問題点の早期発見が重要であり、システムの品質やテストの進捗状況を正確に把握するための
データの収集や分析などについての工夫も必要となる。
このシステムテスト工程で実施するのは、負荷テストである。主に実際の
負荷条件下での性能をチェックする。よって、正解は(ア)となる。
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